アート×旅のブログ

都内の美大に通うが実技試験を受けずに入るイレギュラー美大生。絵なんか一回も描いたことないけどアートは好き。タイトルは旅とアートだけど割と中身は自由に書きますヨ。最近は制作日記的な要素も含みます

週末ヒッチハイク『新潟-2/2編』

朝起きたのはたぶん9時ごろ。

チェックアウトは10時だけど昨日、宿のおじさんにあまり気にせずゆっくりしていっていいと言われたのでとくに焦ることもなく、ぼーっとしていた。

すこしして彼女も起きた。

昨日の話をして早くも思い出しをしているとお腹がへった。

その時、そういえば昨日買ったケーキを思い出した。

 

「お腹減ったから昨日のケーキ食べない?」

「いいよ〜」

 

ケーキを袋から取り出すと彼女がちょっとまって〜といってごそごそとバッグからなにやら取り出した。

取り出したものとは、ローソクだった。

「ふっふふ〜 ちゃんと用意してきたから!」とニコニコしながらケーキにロウソクをさす。

バースデーソングを歌ってから火を消した。

21歳になった。

 

ケーキを食べて、またごろごろした。

ごろごろしてたら12時近くになった。

そろそろ帰らないと…

 

出発の準備をして部屋の片付けをし、鍵を閉めてチェックアウトすべく受付に行った。

お会計をしてお礼を言うと、おじさんが言った。

「ここを出て右に進んだ港で、お祭りがやっているから良かったら寄ってみてください」と。

面白そうだったしきっと行けば何か食べれるものがあるだろうということになり行くことにした。

 

行ってみると“おさかな祭り”なるものが催されていた。

港に入ってみると、お魚ふれあいコーナーがまず手前にありふれあうことに。

ほとんどそこにいるのは小さい子供たちだったが、彼女は気にすることもなく空いている隙間にはいって小さなサメを触る。

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何やっても楽しそうだからついつい写真を撮りたくなってしまう。

 

満足いくまで触ったあとその先に行くと海上自衛隊の船や自衛隊でつかうジープなどが置いてあった。

それをみようと自衛隊の方々がいたテントの前を通ると声をかけられた

「あれ〜、なんか自衛隊にぴったりの髪色してるね〜!よかったらアンケート答えてよ!お土産あげるよ〜」

いやいや、絶対入隊したら黒染めさせるやろあんたらw

 

そんな感じでアンケートに答えることになって話していると

「どこから来たの〜」

「東京でーす」

「え、東京?車?」

「そーでーす。ヒッチハイクでーす☆」

「えぇ!? ヒッチハイク? なんか楽しそうなことやってんね〜!」

みたいな感じでだんだんと仲良くなり名刺をいただきLINEの交換までした。

もちろんちゃんとアンケートは書きました。

この方は海上自衛隊のヘリの整備をしているそうで、いろいろ海上自衛隊の魅力をたくさん話してくれた。

まぁざっくりいうと、場所を選べばみんなが思っているような過酷な生活はナイぜっ!

ということらしい。割と面白そうかもとか思っちゃった。

 

ただ一つ、なんかの話でちろっと結婚の話になり

「うちの嫁、自分で言うのもなんだけどめちゃくちゃ美人なんだよ!」

自分ら「お〜〜〜」

「でも、だめだ。性格が!」

いやいやかわいそうだから、そんなに否定しないであげてw

 

お話を終えて別れてから、やっと目的のジープをみた。

それとテントにはスタンプもあったので彼女は自分の手帳にスタンプを押していた。

 

つぎに空腹7分目の腹を満たす為に、ご飯を食べることに。

せっかくだから新潟産の物を食べたいね〜となり、炊き込みご飯を売っているテントがあったのでそこで二つ購入した。

これまた、米がうまいんだ〜〜!

 

食べ終え、そろそろ帰る為にヒッチハイクをすることに。

まずは長岡までいって長岡ICから関越自動車道に乗ろうという計画を立てた。

もちろん彼女はこの計画には一切関与していない。なぜなら横で全力で息をしているからだ。ハッハッハ

 

港の前の道でまずはヒッチハイクしようと思った。

スケッチブックには【長岡方面】とかいて立っていた。

15分ぐらい立っていただろうか、向かいの道路から祭りの関係者であろうおじさんたちがそこの道は多分捕まらないから、この横の道をいった先に8号線があるからそこでやるといい。

とのアドバイスを受けさっそく移動を開始。

 

移動先の道でヒッチハイクを再開!

割と車通りのある道だが20分立っても捕まらない。

こういう時は少し移動すると止まってくれるジンクスがある(自分の中には)

なのでちょっと先に進んでみた。

 

移動してから10分ほどで車が止まった。

男性が一人乗った車だった。よかったら乗っていくといいといってくれたので、もちろん乗せていただいた。

お兄さんは富山から長岡に帰る途中だったそうでその帰りに自分たちを見つけたそうだった。

なんかおもしろそうだったしその髪がめっちゃ目立つから止まったといっていた。

割とこのピンクの髪、ヒッチハイク向きなのでは。。?w

 

長岡に向かってる最中、お土産を買うことをわすたことに気がついた。そこでお兄さんに長岡ICの近くにはなにかあるか聞いてみると

「ん〜あそこはなにもないかなぁ」と言われてしまった。

どっかのSAで買うかと思っていたら

長岡駅になら売ってるかも、寄ってみる?」

といってくれた。

感謝!!!

 

そのまま長岡駅まで連れていってくれた。

自分は日本酒のお土産を買いたかったのでぽんしゅ館というところを紹介してくれた。

そこで自分は日本酒セットの土産を、彼女は米を買っていた。

 

買い物を終え、車に戻り長岡ICまで送ってもらう。

「いやぁ明日会社で話すネタがいっぱいできたよ〜」

なんて言ったことに、彼女が

「あ、もうぜひ 一杯盛って話してください!!」

そうだそうだ〜盛って話してくれい〜!w

 

長岡ICの入り口ちかくのローソンで降ろしてもらい、連絡先を交換した。

また来る時は連絡して!とのこと

ありがたい!!!

 

次はどこを目的地にしようか地図を開く。

決めたのは塩沢石打SA

 

スケッチブックにも書き路肩でヒッチハイク開始!

15分ほどで一台の車が止まってくれた。

 

中に乗っていたのは若いお兄さんだった。

お兄さんは言った

「ここを通る車は、ほとんどそこに行かないよ。下道でもよかったらそこまで行ってあげるけど?」

と言ってくれたのでありがたく乗せていただくことに。

 

お兄さんの車の運転席には速度メーターの他にいろいろなメーターがついていてかっこよかった。多分すこしはいじってるのだと思う。

車の運転が好きだそうで、下道にもかかわらずめっちゃスピードを出していた。

たしか時速140km いや。乗っている時のGが、、w

でも超楽しかった。アトラクション乗ってる感じ。二人ともテンションMAXだった。

 

 お兄さんが

「新潟ではなんか食べた?」と聞いてきた

「いや、とくにこれと言ったものは食べてないですねぇ。。」

というと

「それはいけない。新潟はへぎそばが有名でいいお店を知ってるから食べていけ」

というのでお言葉に甘えて連れていってもらうことに。

 

連れてきてもらったのは”へぎそば小嶋屋総本店”というところだった。

結構しっかりしたお店でメニューを見ると定食がどれも1200円ぐらい。

正直、食に関してはちゃんとお金を払って食べようと言う気がなくあまり相場などがわからなかったのだが、感覚的にはちょい高?かな?

お兄さんはご馳走してあげるから好きなものを注文しなさいという。

連れてきていただいて、ご馳走にまでなるとは、、涙涙

 

ちなみに自分が注文したのは”漁師御膳”

お刺身丼とへぎそば、茶碗蒸にサラダがついたセットだ。てか量大盛り過ぎ。

彼女が頼んだのはレディースセット。中身は本人に聞いてくれ。

 

ご飯を食べながらお兄さんは地元の良さについて語ってくれた。地元というのは十日町市のことだ。

塩沢石打SAに行く途中に景色のいい渓谷があるからいってみるか?といわれ

もちろん自分たちの答えはYES. お願いして寄ってもらうことにした。

この時時刻はすでに15時ごろ。

ちょっとやばいかなぁなんて思ってたけどなんとかなる精神発動!ターンエンド。

 

渓谷に着いて車を降りると空気がとても冷たかった。そして景色も最高。

自然っていいわぁ〜。

河岸まで降りていって水を触ると、とても冷たい。

彼女はスマホを取り出しおもむろに川に突っ込んで川の中の動画を撮っていた。

いい映像が撮れたらこの顔だ

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存分に渓谷を楽しみ、本来の目的地 塩沢石打SAへ!

このとき時刻は16:30

ぶっちゃけ戻れるきはほとんどしてません!w

 

SAに向かう途中長岡の花火の話になった。

見に行きたいんですよね〜っていうと

なんと、会社の関係で神輿を担ぐと言う。

そして、もしよかったら来てくれと言われ、そしてうちに泊まってもいいよとも言ってくださり8月の1,2,3日は長岡行き決定となった。

 

SAの裏口前まで送ってくださり、別れ際に連絡先の交換。そしてお見送り。

あああぁ。相変わらずご縁がすごい。。 

 

さて裏口から入ってすぐにヒッチハイクに取り掛かる。ここまできたら仕事のようにこなす。 

行き先は赤城高原SA

時刻は17時過ぎ。日はだいぶ傾いている。時間はそう長くない。

 

ヒッチハイクを開始して20分ほど経ったろうか。

なんと同時に2台の車が止まってくれた。ヒッチハイクでダブルブッキングするのは初めてで驚いた。

2台のうち先に止まってくれた方に乗せてもらうことになった。

 

男性のかた一人で運転していた。

どこまで行く予定なんですか?と聞くとなんと東京の町田まで行くと言う!

なので東京の方面まで乗せてくれることになり、帰りは1台の車で帰れることになった。

なんという強運。

 

帰りの車ではすこし男性と話しあとは静かだった。

彼女はいつの間にか寝ていて、気がつくと自分も数分気を失っていた。

 

男性は狭山PAで自分たちを降ろしてくれた。スタート地点にもどってこれたのである。

お礼を言ってお別れをして、自分たちは駅に向かって歩き始めた。

 

帰り道の話題はもちろんこの二日間のこと。

 

「つぎはどこいこうかね〜」

 

 

週末ヒッチハイク『新潟-1/2編』


週末ヒッチハイク2回目の目的地は新潟に決定した。

なぜここに決めたのかというと理由は単純。

日本海がみたい】

ただそれだけだった。

 

出発前、彼女(友達)と名古屋の時はとてもいいご縁があったから次はどんな出会いがあるかね〜?

などと話していた。

 

今回のルートセッターも自分、おれきが担当させていただいた。

ルートは単純、関越自動車道にのってひたすら上を目指す。

そして彼女はというと「今回も全力で隣で息してるね!」とのこと。がんばれw

でも正直、関越自動車道を使ったことは一度もなくちゃんと目的地につけるかは少し心配の種だった。

 

出発地点は、埼玉県入間市駅から歩いて20分ほどにある狭山PAからスタート。

言い忘れていたが彼女は人生をかけてスタンプラリーをしているらしく、スタンプがあると必ず自分の持っている手帳に押すマイルールがあるらしい。彼女の手帳を見るといろんなところのスタンプが押してあった。ここまで集めてあるとなんかかっこよく見えるぞ。この手帳。すげぇ....

PA、 SAにもスタンプは置いてあるので立ち寄ったら必ずスタンプを探して押すのが恒例となっている。もちろん狭山PAでも押した。

 

やること全て済まし、10時にヒッチハイク開始。今回は最初から1泊2日と決めていたから割とのんびりスタートだ。

最初の目的地は高坂SAと書いた。

 

開始後15分ほどで一台の車が止まった。

年配のご夫婦が乗っていて、乗せてくれた。

ご夫婦は新潟の方まで用事があるらしかったが途中寄るところがあるというので上里SAまで乗せていただけることになった。

恒例の自己紹介をして、いろいろ話していくと。

おじいさんの方が昔アメリカでヒッチハイクをした経験があるそうで、とても助かったから今回乗せてくれたそうだった。 感謝です。

昔の日本の話を聞かせてくれて楽しい時間を過ごせた。

そうしていると上里SAについた。降りる際に、HighwayWalkerをもらった。

紙地図で全体が一度に見れて便利な代物だった。ありがたい。

 

ここで少しお腹が減ったのでパンを買って食べ早速次の車を捕まえるべく道路脇まで行った。

次の目的地には赤城高原SAと書いた。

ここで一つ思ったことがあった。SAなのに圧倒的に東名高速のSAに止まってる車が少ない。数で勝負のヒッチハイクなのだが圧倒的に分母数が少ないことが不安をすこし煽った。 と、不安になろうがなんだろうが彼女はポジティブでなんとかなるでしょ!

みたいなオーラだったので特にそれ以上きにすることもせずひたすら通りすがる車にアピールした。

 

20分ほど待ってようやく一台の車が止まってくれた。

中にはご夫婦が乗っていた。

自己紹介を終えたあと少し会話してあとはほとんど話さなかった。

赤城高原SAに着いたとき

「ここのSAは眺めがいいから良かったら見ていってね!」

と言われたので見にいくことにした。

 

 

建物の奥に公園があり、そこから見える景色はとても良かった。

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ね。まっピンクでしょ

 

次なる目的地には塩沢石打SAに決定しヒッチハイクを開始。

やはり圧倒的に車の数が少なくなかなか止まってくれない。。30分以上待っただろうか。

一台の車が止まってくれた。

若いご夫婦の車だった。

ありがたく乗せていただいて、まずは自己紹介コーナー。

一通り話し終えるとそれ以上は特にこれと行った会話もしなかった。自分も新しく通る道の景色を見るのが楽しくて窓の外ばかり見ていた。

ふと彼女をみると、静かに寝ていた。まだお昼過ぎなのに。

たしかに乗った車の中では一番静かで乗り心地が良かったというのと、

実は出発の前日は夜遅くまで電話で喋って起きていたので眠くなるのも仕方ないw

たしかに自分もちょっとは眠かったが流石に二人同時には寝られない。また外の景色を見ることにした。

 

このご夫婦は越後川口SAまで自分たちを乗せてくれた。

お礼を言って見送った。

 

このSAにも展望台がありそこにいくと街と山が見えた。すこし工事をしていてちょっと邪魔だったけどきっと何もなかったら最高の景色なんだろうなぁ。

 

景色を堪能して次の目的地を設定する。がしかし、このサービスエリア。SAなのにそもそも止まってる車が15台しかいない。

いままでの中で圧倒的に少ない。てか少なすぎる。

越後川口を過ぎると長岡JCTがあり新潟市方面にいく道と柏崎市にいく道の二手に分かれていた。

今回は田舎の方に行こうと思っていたので柏崎方面に行きたかった。

なのでスケッチブックには柏崎方面と書いた。

 

ヒッチハイクを開始して40分以上も待っても一向に捕まる気配がない。というかそもそも車が全然通らない。

休憩がてら撮影会が始まった。

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自分はこのまま待っても捕まらない気がしたので作戦変更することに決めたので一度、スマホで地図をチェック。

今いる地点から柏崎市にいく時、下道だと直線で行けるのだが高速を使うと少し遠回りなことに気がついた。

多分ここでまっても捕まらないと判断して下道で柏崎方面に向かって歩きながらヒッチハイクする作戦に変更!

 

裏口からしれっと出て下道をあるく。

さすが新潟。田んぼがあちこちにあるし、一つ一つの区画がでかい!そして後ろに広がる山!

自分は新潟の地形が好きだと確信した。

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歩きながら、久石譲のSummerや千と千尋など夏の曲やエモい曲を聴きながら歩いた。

何この時間。最高かよ。

一人じゃ味わえないこの感じ、同じ時を共有できる嬉しさ。感無量でございます。

写真の彼女は完全にヒッチハイカーw

 

田んぼを抜けて割と大きな道を歩きなが通る車に向かってヒッチハイク

すると一台の車が止まってくれた。

 

中にはアウトドアウェアを着たお兄さんが一人で乗っていた。

話をすると、お兄さんも昔ヒッチハイクをしていて友達にもヒッチハイクをしている人がいたから今回、自分たちを見て乗せてくれたそうだった。

お兄さんは新潟市方面にいく予定だったらしいがわざわざ自分たちの為に柏崎経由にしてくれた。

柏崎で何するのかと聞かれ

日本海を見に行きます!」といったはいいがどこで見るかまでは正直決まっていないかった。

そのとき彼女がインスタグラムで前日【#柏崎】で調べた時、青海川駅という存在を知ったようでその話をした。

どうやらその駅は日本で最も海に近い駅だそうでそこまで乗せていってあげるといってくれた。もちろん自分たちのテンションはガン上がり。大満足みかんである。

 

青海川駅には17時過ぎぐらいに着いた。日没までは2時間ないぐらいなので余裕を持って到着した。

そこからみる海はとても綺麗だった。たまたま、観光列車が止まっていた。中からお客さんもでてきて駅は少し賑わっていた。

そこで記念撮影を撮影してくれた。

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ここで乗せてくれたお兄さんとはお別れ。ありがとうございました!

自分たちは日没までここで過ごすことにした。

海岸に降りる道はないかと探していると、駅をでて左にずっと歩くと線路の下にトンネルがありそこをくぐって海岸に行けた。

海岸には昔使われていたであろう小屋があった。いまは手入れもされていないようでボロボロだったので少しばかりその場所で日没を待つことにした。

 

日本海の海は冷たくそこからふく風も冷たかった。海に沈む太陽を見るのは初めてだったので最高の景色だった。

太陽が地平線に近くにつれ空は赤くなる。ふとさっきのお兄さんが言ったことを思い出した。

「太陽が地平線に沈むのをみれることは割と珍しい。いつも地平線には雲があって見れないことが多い」

と言っていてその日も雲は割とある方だった。しかし太陽が沈む地平線には奇跡的に雲はかかっていなかった。

実はこれが自分、20歳最後の日。こんな贅沢な歳の終わり迎えたことありますか?

ないでしょうね〜〜^^   自然ってすげぇなって思った。

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綺麗すぎ。

 

 

沈んだ後電車で一つ隣の鯨波駅でおりて車に乗っている間に予約した民宿に向かった。

さすが田舎、21時でもう真っ暗。スマホで地面を照らしながらあるいた。

ふと上を見るととても綺麗な星がたくさん見れた。

なんだこの贅沢なダブルパンチ。

 

30分以上歩いて民宿につくと誰もいない。

「すいませーーん」

「・・・・・・・」返事がない

サイトに書いてある電話番号に電話してみるとおじさんがでた。

「あの今日予約したおれきなんですが。。」

「あ、え、今日予約された! あ、すいません。今から行くので20分ほどお待ちいただけますか!?」

と言われた。

サイトにはチェックインは23時までと書いてあったが、きっと普通の土日だしお客さんも来ないだろうとおもって家に帰ってしまっていたんだろう。申し訳ない。 

予約した時間もちょっと遅めだったから気がつかなかったんだろうなぁ。

 

中の食堂らしき場所でテレビを付けて見ながら20分。

おじさんがきた。

 

「あぁ、お待たせしてすいません!」

そう言ってすぐに部屋に案内してくれた。

部屋は和式で畳だった。トイレ、洗面所は共同スペースにあり部屋にはエアコンとテーブル、テレビと布団があった。

3人ぐらいで泊まってちょうどいいスペースだったので二人には十分な広さだった。

 

おじさんにチェックアウトの時間を聞いたら

「10時だけど、どうぞあまり気にせずゆっくりしていってください」

と言ってくれた。きっと人がいないからいいのだろう。

ありがとうございますと言って、自分たちは荷物をおろし畳に横になった。

ご飯を食べに行かねば。

おじさんが部屋から出て行くときにお店の場所をおしえてくれたがどうやら自分たちが車で着たと勘違いしたのか歩くには遠い場所を教えてくれた。

まぁ車でここまで来たのは間違いじゃないんだけどねぇ。とほほ

 

とりあえず歩いて向かってみようとなり地図を頼りに真っ暗な道を歩く。

空気は綺麗で風は涼しい。

星は綺麗。最高の夜だ。

 

最初は意気込んで教えてくれた店に行こうとしたがもうお腹が減って我慢できないのでそのお店よりもちかいセブンイレブンに行くことにした。

セブンイレブンのおにぎりは東京よりおいしいかな?なんていって二人でいくつか買ってみた。

彼女は自分の誕生日のためにケーキも買ってくれていた。モンブランとショートケーキ

 

買い物を終えて外でおにぎりを食べる。

「ん?なんかやっぱ美味しいかも?いや、んー普通?え、でも。んーー。」

「なんか美味しい気がするような気がしないでもなくはないかも、、?」

結局自分たちの下では判別不能だった。ははは

 

帰りみち海岸によって星を見てみる。

真っ暗な夜の空にたくさんの星が見えた。北斗七星が綺麗にみえたなぁ。

次は三脚をもってきて星も撮ろう。

 

宿に着くともうクタクタ。

一階にお風呂があり、一般家庭の風呂のような感じで自分でお湯を張った。

お風呂が湧いて順番にはいる。

お風呂から出て部屋に戻るとすぐに睡魔が襲ってきた。が、20歳が終わるまでは起きていた。

誕生日と同時にどっから出したのか、彼女がクラッカーを鳴らした。

正直撃たれたかと思ったし睡魔はどっか行ったw

彼女は誕生日を誰よりも早く祝ってくれた。 

オイオイ、20最終日こんなに幸せでいいのか。まじそろそろエンディングのスタッフロール流れてきそう。

 

そんなこんなでケーキを食べる間もなくまたすぐに睡魔が襲ってきて寝た。

 

 

この記事を書きながら電話しているのだが、ずっと彼女は一人で楽しそうに喋っている。なんてやつだ一人で楽しそうにずっと喋ることができるなんてw

 

 

 

 

 

 

週末ヒッチハイク『名古屋−2/2編』

二度寝をして起きたら10時前。

そろそろチェックアウトの時間だから出ないと。

彼女を起こして支度をし、ホテルをでた。

 

朝ごはんはどうしようかと相談すると

「あ、あれ!小倉トースト食べたい」というので

どこかあるかなぁと探して

気が付いたら

コメダ珈琲にいた。

あれ。ここも東京にあったなぁ。なんて・・・とほほ

モーニングメニュー終了時間ぎりぎり、滑り込みオーダーで自分はトーストセット、彼女は小倉トーストセットを注文した。

彼女は飲み物を注文するとき「アイスミルク」と言ったつもりらしかったがきっとアイスミルクティーが来る気がするって言ってたんだけど案の定出てきたのはアイスミルクティーだった。

というか、メニューにアイスミルクなかったような。。?w 

 

ご飯を食べたあと帰りはまず豊橋に向かおうと思った。

広い通りまで歩いてスケッチブックに豊橋方面と書いてヒッチハイクを開始した。

 

さすがに、下道だとすぐには車が捕まらない。20分ほどしただろうか、後ろから声をかけられ良かったら乗せていくよと、言われた。

もちろん、「お願いします!」と答えた。

 

乗せてくれたのは20台後半のメガネをかけたお兄さんだった。

暇でドライブしてたら道端に立ってる自分たちを見かけて乗せてくれたそうだ。

とりあえず豊橋まで乗せてくれるそうなのでお言葉に甘えることに。

お兄さんは車ではあまり喋らず自分たちが後ろで話しているのをニコニコしながら聞いてくれていた。

 

たまに彼女が突拍子もいことを言った時に突っ込んでくれるような優しい人だった。

ここでちょこっと彼女がいった突拍子も無いことの一つをあげてみると

「なんか山って時折、ブロッコリーに見えるよね!マジ、ブロッコリー^^」

マジブロッコリーって、、、w 人生でそんなセンテンスを聞くなんてw

彼女の言葉選びは割と独特でとても面白いから話していてたのしい。

 

途中休憩で寄った場所で、飲み物を買ってくれた。

やさしい。

 

豊橋市に通っている東名高速のICちかくのコンビニでお兄さんは降ろしてくれた。

連絡先を交換して、またいつでも名古屋に来たら連絡してくれと言ってくれた。

ありがたやー。

お礼を言って、見送った。

 

次の目的地はまた浜名湖方面に設定し、ヒッチハイクを開始。

掲げ初めて15分ほど経ったあとまた後ろからひょっこり現れた男性に声をかけられた。

車の方にいくと、もう一人男性が乗っていた。

どうやら、仕事の関係で移動中乗せてくれたようだった。

乗せてくれた会社員の方は、富士SAまでいくと言ってくれたのでそこまで乗せてもらうことにした。

車内では軽く会話した程度で、向こうは向こうでなにか喋っていた。

自分たちはというと、ずっと景色をぼーっと見ていた。

 

そんなこんなで富士SAまでつき、お礼を言って別れた。

 

自分たちはお昼を食べ損ねていて今はもう16時。流石に空腹9分目ぐらいだったのでここで腹を満たすことに。

なかのフードコートは富士山が見える場所にあり、ご飯をたべていると曇りの日だったがうっすら富士山が見えてきた。

フードコートの窓から川が流れているのが見えるのだが、ふとその川沿いを散歩したいなぁと思った。

軽い気持ちで「ねぇ、あそこの川沿いを歩いてみない?」と聞くと

「え、それ私も思った!」というので

「じゃあ、行ってみるか!」ということになった。

 

SAの裏口から出て川の方に歩いていく。

だがなかなか下に降りれる場所がない。。

 

なんだかんだ15分ぐらい歩いていると下に降りる道があった。しかし工事中の看板が立っていて入っていいのかわからなかった。

だが、土曜日だったのこともあったのか工事はしてなかったのでこっそり下に降りた。

 

河岸におりてのんびり散歩し、ちょっと大きめの石に腰掛けてぼーっとしていた。

川の音にでかい富士山。あぁ、贅沢。

 

17時も過ぎたのでそろそろ帰るかとなり富士SAにもどった。

 

次の目的地は足利SAに設定しヒッチハイクを開始。

待ちながら彼女と

「つぎは子供が乗ってる車に乗ってみたいねー」

「そうだねー」

なんて話しながら30分ほど待っていると、車が止まってくれた。

そこからおじさんが乗って行きなと言ってくれたので乗り込むと、なんと後ろに子供が二人乗っていた。

静岡で行われてたドッジボール大会の帰りだそうでなんともラッキーなことだ。

乗ってはなしているとどこまでいくのかと聞かれ

「海老名までもどりたい」

というと

「私たちも海老名に帰るところなんです」

ということになり、これは!!

よかったら海老名駅まで送ってくれるというのでこの車が旅の最後の旅になった。

結局こどもたちとは全く話さなかったが、お父さん、お母さんたちとはいろいろ話すことができて楽しかった。

19時ごろに海老名駅に到着しお礼をいって別れた。

 

そして名古屋ヒッチハイク旅も終了となった。

振り返って思うことは。たのしい。楽しすぎる。一人でヒッチハイクしていた時の何倍も楽しいじゃねぇか!!

一人ではこんな事は無かったということはきっと彼女の魅力が運と出会った人たちを惹きつけたのだろう。 

という初陣を飾り、週末ヒッチハイクが始まったのだった。

 

あらためて、乗せてくれた方々に感謝。

そして彼女にも感謝です。 

 

 

週末ヒッチハイク『名古屋−1/2編』

なぜこんな週末ヒッチハイクをしようと思ったのか。

事の発端は5月8日、彼女が朝起きれなく1時間目から始まる授業の単位が危ういからという理由で家に転がり込んできたのが始まりだった。

それから毎週水曜日、彼女(友達)はうちに泊まるようになった。

ある日の夜に、旅行の話になり自分がヒッチハイクで広島まで行った話をしていたら一緒にどっか行ってみようということになった。気づいたらそうなっていた感じ。

その週末にまずは東名高速が通っていてヒッチハイクをするにはイージーモードの名古屋に行こうということになった。もちろんルートセッターは自分が行う。

 

今回の目的は名古屋名物を食べて帰還すること。一応日帰りの予定だった。(フラグ)

彼女は出発前に「私、全然わからないから。横で全力で呼吸するワ」と言っていた。

最高に面白過ぎw

 

土曜の朝8時に小田急線の登戸駅に集合してそこから海老名に向かい、海老名駅からバスで海老名SAと向かった。ここが自分たちのスタート地点。旅の始まりの地である。

 

彼女は「超楽しみ!」初めてなのに超ポジティブだった。

彼女の髪の毛はまっピンクで正直、控えめに百歩譲ってたとしても超目立つ。

この髪色が吉と出るか凶と出るか。正直わからなかったがそこは成り行きに任せようと思っていた。

 

スケッチには足利SAと書いて道端に立って掲げた。

掲げ初めて割とすぐにご夫婦の乗った軽自動車が止まってくれた。さすが日本一のSAだ。

ありがたく乗せてもらい自己紹介や自分たちの話をしていると

「私たちは浜名湖の方で知り合いの結婚式があって、そこまで行く予定でよかったら浜名湖SAまで乗せてくれる」と言ってくれた。

自分たちは「お願いします!」とお言葉に甘えてそこまで乗せてもらうことにした。

 

その後も車内でご夫婦の話やお互いの趣味などを話しているうちに仲良くなった。

ヒッチハイクをしなかったら出会えなかったこの機会もなにかのご縁なんだなぁなんて考えていると、「ぜひ今度うちにご飯を食べにこないか?」とお誘いをいただいた。

実はこのご夫婦は自分たちが通う学校のわりとすぐ近くに住んでいたのだ。

もちろん、自分たちの答えはYES. 連絡先を交換した。

 

途中一箇所休憩を挟み、浜名湖SAに到着。 

お礼を言ってまた会うことを約束し、お別れした。

 

お互い「こんな出会いがあるんだね!出だし好調!楽しすぎ」とはしゃいでいた。

 

浜名湖SAで空腹8分目のはらを満足させて次なる場所をスケッチブックに書き込む。

そこには「豊橋方面」と書いた。

15分ほど待ってもなかなか捕まらない。時間は12時を過ぎた。ちょっと雲行きが怪しくなってきたかなぁなんて思っていると、自分たちが立っている場所からそう遠くない場所にトラックが止まりドアを開けた瞬間、中にあったゴミが風で飛ばされてこっちまで飛んできた。

それを彼女が拾い集めて外国人のトラックの運転手に渡した。

彼は「ありがとう。ありがとう」と言いながらゴミを受け取り捨てに行った。

彼女は「徳を積んだからきっといいことあるワ」と言っていた。

そしてその徳がこんなに早く来るとは思わなかった。。。

 

そのまま待つこと数分さっきの運転手が帰ってきて出発するところを彼女が手を振って見送っていると何やら手招きしているのが見えた。これは!?

と思い、二人で近づいてみる。

「どこまで行くの?」

豊橋の方面に行きたい」

豊橋?」

「名古屋のほう!」

「ああ〜名古屋!乗りな!」

と乗せてくれた。大型トラックに乗るのはもちろん人生初めて。なかはどんな感じになっているのかというと、運転席、助手席、そしてその後ろにベットスペース。運転席と助手席は手を伸ばしても当たらないくらいの間隔があり、肘掛のしたにはミニ冷蔵庫まで付いていた。

自分は助手席に座り、彼女は後ろのベットスペースに腰掛けていた。

もちろんお互いのテンションはMAX。なんたってまずは乗れないだろうと思っていたトラックに乗れたこと、そして眺めがすごくよかったからだ。車高が高いので乗用車は上から見下ろす感じだ。最高すぎる体験だった。

 

そしてまた自己紹介から始まった。

彼はトルコ人で出稼ぎで日本にきているようだった。もう3年は居ると言っていたかな。なので日本語はほとんど通じた。もちろん完璧じゃないが支障は全くなかった。しかし漢字はまだ読めないと言っていた。難かしいってさ。そりゃそうだよなぁ。

話し続けていると彼は言った

「いまゴミを運んでいるんだが、これを常滑市で下ろしたあとトラックを会社に置きに瀬戸市に戻りそこから自分の車で名古屋まで連れって言ってあげる」

 

一瞬考えた。超楽しそうだが、これに着いて行ったらまず今日中に戻ってくることは不可能だと。ちらっと彼女をみて「どうする?行ってみる?」と聞いたら 

「いいよ。楽しそうだし、もうお任せする」

こうなったら行くしかない。着いていくよと返事をした。そこから自分たちの行き先は名古屋市ではなく常滑市に変更された。

 

車内ではお互いの国のことを話したり、トルコ音楽を聞かせてくれたりした。彼はルーマニアとロシアでもむかし働いたことがあると言っていた。

自分は以前ちらっとロシア語を勉強していたのでちょっとロシア語で話してたらとってもおどろかれ、ロシア語で下ネタなんかを言い合ったりしてた。

もちろん彼女は後ろでよくわからなそうにしていたけど

「下ネタいっているのはわかる」って言っていた。察しのいいやつだ。流石である。

 

話しているうちに常滑市にあるゴミ処理場に着いた。

「ここで20分ぐらい待ってて」

 

そう言われたから二人で散歩をすることにした。時刻は14時過ぎ

なんだかあっという間ですごく楽しい時間をすごしながら愛知まで来てしまったので

ふたりとも「愛知にいる感覚がないw まだ東京にいる感覚だね」なんて話していた

実際、あさ起きた場所から300kmも離れた場所にいる感じはゼロだった。

とにかく楽しくて運がいい旅だなと思っていた。

 

20分ほどたってゴミ処理場にもどってすぐに出発準備ができたようでトラックに自分たちは乗り込んだ。

次なる目的地は瀬戸市

走り始めて少し経った時ふと後ろをみると、彼女は寝ていた。

それに彼も気づいて「いいよいいよ、寝かしておこう」と言ってくれた

日も少しずつ傾き始めた夕方、16時過ぎに瀬戸市にある会社近くのファミマにトラックを止めここらへんには公園もあるから17時ぐらいまでちょっと待っててくれと言われたのでまたその周辺を散歩することにした。

 

公園があると言われたのでその公園まで歩いて行ってみることにした。

行ってみると大きな池があり、池のそばには屋根のついたベンチがあったのでなんとなく二人で座ってみるととっても居心地の良い空間だった。

そもそも田舎だからか大きな公園にほとんど人がいない。そして割と自然に囲まれていて鳥の鳴き声そして気温すべてが完璧だった。

「ここに私たちがいることを誰も知らないんだね。」彼女は言った。

今回の旅は誰にも言わず来た旅だったのでもちろん言葉通りだれも自分たちが愛知にいるなんて思ってもいなかっただろう。

誰も知らない間に住んでる場所から離れてぼーっとこのベンチに座っている時間が自分にはとっても贅沢に感じた。

 

17時ごろになり彼から連絡が来て公園の入口らへんにいるとLINEが来たのでその場を後にしてお迎えが来ている場所に向かった。

 

公園の前でピックアップしてもらっていざ本日の目的地、名古屋へ。

途中彼が、着替えたいというので家に寄った。といっても自分たちはずっと車で待っていたのだが。

名古屋にむう途中、もう夜になるからご飯を一緒に食べようということになった。

自分たちは名古屋名物を食べたかったが彼はイスラム教で豚肉が食べれないというので豚肉以外の料理もだすお店を探していた。

しかし、なかなか良いお店が見つからず、結局東京にもある世界の山ちゃんにいくことに。

「まぁ、本場の世界の山ちゃんは違うはず!」とか言ってみたり。

 

彼は、豚肉の入っていない手羽先やサラダ、焼き魚などを注文し、自分たちは名古屋名物を片っ端から頼んだ。

手羽先・どて煮・味噌串カツ

彼女はこれらを食べるのは初めてらしくどれも美味しそうに食べていた。

呼吸して食べるだけとはまさにこのこと! 楽しそうにしているのを見ているのはこっちまでも楽しくなる。

 

一通り平らげたころの時刻は20時。そろそろ一度ホテルにチェックインしなくては行けなかったのでそろそろ出ようかという流れになってお会計。

お金をだそうとすると、なんと彼がご馳走してくれた。これはプレゼントだってね。

東京に来た時は自分たちが案内することを約束して、お礼も言って店の前で見送った。

 

ホテルは車内で探していて店から歩いて行ける距離にある場所を予約した。

 

昔、名古屋に住んでいたこともあり名古屋駅は一通り知っていたのでいろいろ案内していくうちにテンションが上がってしまった。

テンション上がると歩くスピード上がってしまうの、どうにかしないとなぁ。hahaha

 

20分ほどあるいてホテルに着きチェックイン。正直やっすいホテルを予約したから期待はしていなかったが、さすがは日本。最低限のラインは保たれてるじゃないか!

いつの日か泊まったフィリピンの1500円宿とは大違い。

 

ちょっと休んで名古屋城を見行くことに。ホテルは駅の近くとったのでそこから名古屋城まで歩くと30~40分はかかるが、旅が楽し過ぎてどんとこいという感じだった。

 

ホテルをでて駅を抜けひたすら名古屋城に向かって歩く夜の9時30頃。やっと愛知にいるような感覚が出てくるのと同時に、遠くにきたなぁと改めて思う。

一人でヒッチハイクをしていたときはここまで深いご縁などなかったが今回は訳が違っった。きっと周りにいる人みんな友達といっている彼女の愛嬌が良かったのだろう。

てか絶対そうに違いない。10回以上もヒッチハイクしているのに初体験ばかり。

 

名古屋城のお堀に着いたら見えるだろうと持っていたが、うまい具合に木が邪魔で頭の先っちょしか見えない。

「ちょっと、まわりを歩いてみようか」

お城の周りもちっちゃい飲み屋台みたいなのができていて7年前とは全く違う雰囲気になっていた。

最初にいた場所から反対までまわったところでやっとお腹のあたりまで見える場所をみつけ、

「やったーー!ついに見れた、名古屋城!」

と喜んだ5秒後ぐらいに、ライトアップが終了。

「えっ・・・・・w」

もう笑うしかない。喜んだのもつかの間、ちらっと見てスッと消えて行った。

逆に良い思い出になった。みなさんライトアップが消えるのは10時30です。タブンネ

 

そのまま栄の方に歩いていくことに。

 

栄周辺はなんだかいかちーにいちゃんたちがたくさんいた。ひょっとしたら歌舞伎町よりも治安悪いんじゃないか、、?

明らかに軽装備でナンパしようとしている男組。そして女子二人で歩いてるだけですぐ声をかけられる光景に、道端で女性のおちちをチョメチョメするおっさん。

まさにカオス

この街面白過ぎ。そこにいる人たちはなんだか東京にいるファッションというか雰囲気が違う印象だった。

きっと土曜の夜だったからこんなに活気が良かったんだなぁなんて話していた。

お互いもう足も痛くなってきてホテルへの帰路へ。途中、もどったらちょっと飲もうかと日本酒とおつまみを買って帰った。

ホテルに着きベットでだらだらと1日を振り返って話をしているまに気が付いたら二人とも風呂にも入らず爆睡していた。

もちろん帰りに買ったものは一切手をつけていない。

ふと起きた時は5時ごろ、同じタイミングで目覚め順番にシャワーを浴びて着替えもう一度寝た。

 

旅、1日目にして濃すぎる時間を過ごした。

読み返して、あれ。改めてこの旅面白過ぎね?

乗せてくれた方々、出会った人、全てに感謝。もちろんついてきてくれた彼女にも感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自転車のメンテナンスなんて自分でやってやる。

 

中古の自転車を買ったがいいがスタンドが付いてなかったり、後輪のブレーキが効かなかったり…

いろいろメンテナンスする必要があり、自転車屋さんに持って行こうかと思った。そこで軽くググって自分でなんとなく査定してみると2000円プラス1,2週間自転車を預ける必要があるらしい。

昔からあまり人に頼ったりするのは好きではないし、自分の手であれこれやるのが好きだったので自分でやることにした。

自分でやればかからないものにお金をかけるなんて!

さて、まずは工具をググって適当に買い集め、自分の部屋のベランダに自転車を持ってきた。

スタンドはおじさんがちょうどいらないのがあったらしく、それをもらった。

もらったスタンドはワンタッチ式で取り外せ、自転車の空気も入れられる優れものだったが、駐輪している時にスタンドに力がかかるとちょっと不安定になるものだったのでとりあえず代用品として使おうかな。。と思った。

 

ブレーキはブレーキシュー(ブレーキをかけるためにタイヤを挟むゴムのパーツ)を前輪と後輪の二つ買った。

これもググって取り付けることができた。

 

なんだかんだで4000円ぐらいかかったが、自転車旅をすることも含めて知識も入ったと思えば安いもんだろう。

結局は自分でやれることを増やすのがコスパがいい。

 

知らないからと言ってすぐ頼んだり、人に聞くより、まず自分で調べて行う方が知識も入るしいいことづくしだ。

 

 

 

 

中古の自転車を購入

ちょっと前の話になるのですが、3月に入りバイトのお給料も入ったということなので(2月はいろいろありドバッと稼げた。)前々から欲しいなぁと思っていた自転車を購入することに決定。高校2年生の時に東京から長野までを自転車に乗って野宿をしながらロングランをしたことがあるのですが、その時買った自転車はAmazonのやっすーーい自転車を買って行きました。とりあえず大学に入ってバイトしてワンランク上の自転車に乗るまでのつなぎとして...。

なのでちょっとブランド物の自転車を買おうかな〜なんて思っているがそこまで金をかけられないということで家の近くのハードオフに行って中古の自転車を見に行きました。最初は旅もしたいし割と軽くて丈夫なクロスバイクを買おうと思っていたのですが売ってるクロスバイクは「ルイガノ」や「GIANT」など置いてあったものの、どれも値段が3万、4万近く。ちょっと高い。。。。と思っていたところMTB(マウンテンバイク)のルイガノが2万1000円で売られてるではありませんか!27.5インチとちょっとデカめのもののこの値段とルイガノというところ(単純)に惹かれて買うことに。

フレームはアルミ製でまぁまぁMTBにしては軽いかなっていう感じで丈夫だし今回はMTBに乗ろうということで購入しました。

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色が緑っていうところはあまり気に入らなかったのですがガシッとした安定感がやっぱりいいですね。

ですがこの自転車いろいろと問題がありまして、、まず一つ目にスタンドがついていない。駐輪するときもどこかたてかけなくてはいけない。そして次に後輪のブレーキが利かない!

これから自転車をメンテしていかないと。

予想外の積雪に登るのに苦労した西岳!

この日、親戚の登山ガイドをしているおじさんと一緒に編田山に登ろうという計画が天気の関係で編笠山に変更、訳あって横の西岳に登った。

 

自分はとても雨に恵まれた男、つまり雨男で小中高のほとんどの校外行事は雨だった。

 

登山日の前日昼間は雨降って夜には雪が降り1日経つとあたり一面真っ白だった。天気は曇りだがなんとかもちそうなので、登る山を編笠山に変更した。

朝の6時に起きて7時に出発、途中のセブンイレブンで行動食と山頂で食べるご飯を買って登山口に向かった。

登山口前の駐車場にはすでに一台の車が止まっていて、ちょうどおじさんが入山する準備をしていた。自分たちの準備がととのいいざ編笠山へ!

前日に雪が結構降ったのでしょっぱなから登山道が見えなかったが木の目印やおじさんが道を知っているので指示を聞きながら先頭を歩いた。歩き始めて30分ほど経つと登山道もだんだんと本格的に岩がゴロゴロしていたり道が細くなってきて雪も足先がすっぽりと埋まってしまうほどの積もっていた。だんだんと足が重い。。。歩くたんびに雪を足でかき分けながら進むので割と序盤からキツイ.....雪の下が見えないのでゴツゴツした岩に足を滑らしたり深かったりなどでどんどん体力が削られていく。ほぼラッセル(雪をスコップやその他の道具のなどを使ったりして雪をかき分けながら進んでいくこと。今回はひたすら足で雪を踏み固めて登っていった。)をして登っている状態。。。

もうちと、パーティーメンバーがいると10分交代でラッセルをしたりするのだがこんかいは2人。。

2時間ほど歩くと林道に出て、そこからおじさんがちょっとショートカットしていこうと正規ルートではなく別のルートでいくことになった。

だが、ショートカットルートから正規ルートに戻る場所があまりの積雪に進むことができなかった!!!涸れ沢を横切るルートだったのだが雪のせいで岩が見えずちょっと危険ということで急遽、編笠山の横の西岳を目指すことになった。

雪がない時は小学六年生が遠足で登るレベルの山だというのに、雪が降っただけでこんなに大変になるとは。。。

 

自然の力は偉大だなぁ

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標高2000メートルも超え、だんだんと木々の背が低くなってきたあたりで一段と雪が深くなってきた。。。

脚が、脚が、脚が、重い・・・

 

山頂が見えると雪もラストスパートをかけたかのように、膝上ぐらいまで深くなった。もう脚が上がらなかったのでなるべく体の重さを分散すべく腹ばいになりながら登頂したww

 

雪の山は全ての音が雪に吸収されてしまうので聞こえるのは自分の息と心臓音だけだ。心臓の音なんて普段は聞こえもしないだろう。だがここでははっきりと聞こえるのだ。

あとはシーーンとした静けさ。まるで宇宙にきているような感覚に陥る。

これを表現するには何を使ったらいいのかこれからの課題である。

白い世界にポツンといる自分。自然て素晴らしい。そうしみじみ感じることができるから雪山は素晴らしい。

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さて。ある程度感度したあとはお待ちかねの5つ星ランチである。

といってもただのカップ麺。だがただのカップ麺とは言わせない!

山で食べるカップ麺がどんな料理よりも一番うまいのだ!!!疲れ切った体にしょっぱさがしみるしみる。くぅ〜〜たまんね〜。 ぜひ山に行ったら試してほしい。たまらなくうまい。

 

雪山の山頂には長くはいられないダラダラしていると今度は体が冷えてきて寒くなってきてしまうのでご飯を食べ終えたら速やかに撤収!そして下山である。

 

雪がクッションとなって普段の下山よりは楽に感じた。まぁすべって転ぶけど。雪があるからへっちゃらへっちゃら。6時間ほどかけて登った山を1時間30分ほどで帰ってきた。

帰りながら自分たちがつけた足跡を辿って帰る。ラッセルは次に雪がどかっと降るか、雪が溶けるまで自分たちのあるいた跡が残り、その足跡をたよりに次の登山者が登っていく。ちょっとした先駆者のようで、冒険している感じが一層ましたように思った。

 

また雪山に登ろう。そしてもっと旅がしたい。